2022年3月19日(土)、港区立エコプラザ にて行われた「考えよう、プラスチック問題」のイベントにて「木製マイスプーンづくりワークショップ」を開催させていただきました。
12組の参加枠に対して、60組以上のお申し込みがあったとお聞きし、多くの方が海洋プラスチック問題への関心を持っていることを知ることができました。
港区立エコプラザ
講師を担当したのは、ちきゅうの学校・図工クラスのえびちゃんこと海老原輝昭。
まずは、彫刻刀の種類や使い方の練習。
慣れない彫刻刀に、はじめは戸惑いながらもすぐにコツを掴んで使いこなしていく子どもたち。
そして、いよいよ本番!
木にスプーンの下絵を描き、そこから彫刻刀でスプーンを掘り出していきます。
なかには、削りが上手になって掘りすぎて、木が貫通してしまった子もチラホラいましたが、それもいい経験で、手作りの醍醐味!
その経験を活かして、すぐに「もう1個つくる!」と次のスプーンづくりに取り掛かり、超スピードで新たなスプーンを完成させたり
また、最初はお子さんを見守っていた親御さんたちも、自然とマイスプーンづくりに没頭している姿がとても心温まる光景でした。
そして、オリジナル木製マイスプーンが完成!
時間をかけて、好きなカタチに作ったマイスプーンにとても嬉しそうな子どもたち。
「海洋プラスチック問題」に目を向けることも大切ですが、自然素材の温もりや心地よさ、手作りの楽しさに触れて、自然を好きになっていく心を育むことが本質的なSDGsの第1歩なのではないのでしょうか?
「プラスチック」に私たちの暮らしが支えられているのもまた事実。
何かを「悪」として0を目指すより、「なるべく減らす」「無理のない範囲でいいことを取り入れていく」というスタンスで、プラスチックにも感謝しながら、物を大切にしたり、楽しみながら、なるべく自然素材に置き換えていけたらいいですね。
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