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  • 執筆者の写真ちきゅうの学校

ちきゅうの学校開校しました!Vol.1

更新日:2019年12月17日

先週、2019年12月1 日(日)。


開校イベントアースアート〜森のおへそ〜が、印西市のはる農園にて開催されました。

当日は、地元の千葉の方、都内、神奈川、埼玉など各地から、1歳から60代、親子、ご夫婦、友達同士、お一人様など様々な人たち約40名にお集まりいただき、自然の中での時間をお過ごしいただきました。


ものすごく濃い時間だったため、何回かに分けてレポートしようと思います。


第1弾:体験内容紹介

第2弾:会場の雰囲気レポート

第3弾:みなさんの感想・感じたこと・今後の予定



まずは今回は第1弾。体験内容をご紹介したいと思います!


①みんなでお昼ごはんづくり


・竹でごはんを炊いてみよう

森から切り出した竹筒を使ってご飯炊きにチャレンジ!

さぁ、うまく炊けるかな?










子供たちも、自分の手で挑戦していきます。










ご飯とお水をいれた竹の筒を炭火の上に。

お釜がなくたって、アイデア次第でそこにあるものでなんでもできる!


・お昼ごはんのお鍋に入れるお野菜を収穫しよう

竹ご飯にチャレンジしている間に、お野菜収穫をしたい人たちは無農薬で育てられたお野菜が育つ畑へ。










こんな風に生えてるんだ!僕、自分でとれたよ!










こんなに葉っぱの大きい大根!










無農薬野菜。泥を落として丸かじり。

あちこちで採れたて野菜をかじるうさぎちゃんたちが続出しました!



・火起こしチャレンジ

用意されているのは火起こしに必要な葉っぱやマッチ、小枝や薪のみ。火起こしの「やり方」が書いた説明書はありません。こうしてみたり、ああしてみたり、みなさん自分なりのやり方を模索して火をおこしました!











・お野菜カット

自分たちで食べるご飯。自分でつくると味はどう感じるんだろう?

子供たちも一生懸命お手伝いしてくれました!




















・羽釜・飯ごうすいはんでご飯炊き

インターネットのボタン1つで炊飯器が買えて、ボタン1つ押せば美味しいご飯が炊ける便利な暮らし。火を起こすところから、炊き上がりの火加減まで時間がかけて食べるご飯はどう感じるのかな。









火起こしをする顔も真剣









いい香りがしてきたよ〜。ここでも炊きたてご飯をつまみぐいさんたち。(笑) そんなこっそり感も楽しい時間。







飯ごう炊飯も成功したようです!


・みんなで作ったご飯を堪能

自分たちの手で作ったごはんを、火を囲みながら「いただきます」おいしいものを食べてると自然に隣にいる知らない人との会話がはじまるみたい。



はる農園の無農薬野菜のお新香






                       食事担当スタッフ・石橋さん






火を囲んでもぐもぐ


②森あそび体験

・アースアート&ライブペイント

大きなキャンバスにみんなで1つの絵を描きました。アーティストの育色さんを中心に、赤・青・黄の三原色を使って、色を混ぜながら大人も子供も自由に絵を描いていきます。








シンガーソングライター松本佳奈さん      飛び込み演奏してくれた木曽さん



・落ち葉アート

この季節だからこそできる、色とりどりな落ち葉たちを使ってのアート。大人も子供も、もくもくと自分の目の前の世界に向かう時間は、とても穏やかで平和な時間でした。











                      最後はみんなで葉っぱまみれ〜!













・紙粘土アート













・森のハンモック

自由にのんびり・ほっこり森タイム。みんながそれぞれ自分の時間を楽しむ姿に心癒されました。














・森探検

土の上にペタっ。都会にはなかなかない命溢れる地面の感触に触れてどう感じてるかな?

目の前にあるものに興味深々だったり、たまに悲しさも感じたり。いろんな感情が森のあちこちにみられました☺︎






・イノシシ解体

スーパーで食料を買う暮らしで向き合うことのない食のルーツ「命」に触れる時間。

悲しい、かわいそう。そんな感情も含めて「食べる」のリアルに触れることで感じる気持ちが健全な心を育てていくと考えています。子供たちも自分の目で解体を見つめていました。

中には解体をみながら「食べたい!」という子も。子供たちの方がたくましいのかもしれませんね。














地元猟師すらいさん


・みつろうづくり

急遽参加してくださった養蜂家の谷さん。ハチの巢からミツロウづくりを見せてくれました。ハチの巢からロウができるなんて不思議だね。暮らしのルーツ・自然とのつながり。






・竹細工・木工細工づくり

森にある自然素材でつくられたおもちゃ。アーティストのえびちゃんが作ったやさしい表情・素材のおもちゃに子供たちもうれしそう。





                       えびちゃん

③おへそづくり

・アートを空に還そう(おへそづくり)

森の中心となる場所に、シンボルとなるおへそを作ろう!というこの企画。なんでもキロクに残せるこの時代だからこそ、「今」という時を大切に感じてほしい。そんな願いを込めて

この日描いた落ち葉アートを燃やして空に還しました。












④炎を虹色に!アートファイヤー体験

卵の殻など自然界に存在するものを利用した“炎色反応”を使った炎を虹色に変化させる魔法のようなアートファイヤー。袋をポーンと炎の中に入れて、色が変わると「おー!」という歓声が。子供も大人も炎にアートファイヤーを投げ入れる体験を楽しみました。

                         協賛:株式会社アートファイヤー様

炎を前にいつ投げ入れるかタイミングを見計らい中。



虹色の炎!


最後にはこんな大きな炎に!



⑤森トーク

ちきゅうの学校の想いや、千葉の森の現状。今後の活動についてちきゅうの学校チームでお話。

  ちきゅうの学校用務員        生徒会長     畑・森クラス学級委員長

   小野寺 学           小笠原 愛         はる



開校イベントということもあり、盛りだくさんの内容でお届けしました。


参加型のイベントということで、みなさんの自主性に委ねることを大切する私たちのイベント。


初めての試みでどうなるか、想像が追いつかなかった部分もありましたが、参加者のみなさんの素晴らしい自主性のお陰でおいしいごはんも完成し、助け合い、ゆるやかなつながりの中温かい時間が生み出されました。


ごはん以外の体験内容もある程度の手順はお伝えし、助けが必要な場合以外は自分で責任を持って自由に選んだ持ち場を楽しんでいただきましたが、うまくいくかいかないかのドキドキ感すらも楽しんでいるように感じました。


みなさんの彩りが添えられてはじめて完成する空間・時間でしたが、お陰様でとても穏やかであたたかい平和な幕開けとなりました。



それでは、第2弾のレポートへと続きます。

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