この旅では、地球と調和するために、地球へ愛を届ける「体験」を旅の中でしてもらおう!と、事前にゲストさんに旅の持ち物をご案内させていただきました!
ゲストさんにご持参いただいたのはこちらの3点↓
①マイバッグ
②マイ箸
③マイボトル
みんなバッチリもってきてくれて、船の中での晩ご飯からはじまり、ランチに晩ご飯、夜食など、箸は4 食分20膳、ビニール袋は夜食の買い物時の6-7枚、ペットボトルも2Lボトルを買ってみんなでシェアしたり、「なるべく」最小限の消費に抑えることができました。
大事なのはこの「なるべく」だと思うんです。
ここを「絶対」にしてしまうと、周りがプレッシャーを感じてしまったり、自分でも息苦しくなったりで楽しくない。
楽しくないことって、続かないんですよね。
今回も持ってきていても「あ〜!忘れた。」という場面もあったけど、それでいい。
忘れた時にどんな気持ちを感じて、次にどうするか自分で考えることのが大事。
そして、ちきゅうの学校として用意したのがこちら。
④海のゴミ拾い用オーシャンバッグ
⑤REEF SAFE の日焼け止め(サンゴにやさしい)
そして、スキンダイビング前には
⑥自然のマスクの曇り止めにハイビスカスと紫陽花の葉っぱ
を自然からいただきました。
多くの市販の日焼け止めには、オキシベンゾンとオクチノキサートという成分が含まれ、その成分が成長途中のサンゴを殺すほか、サンゴの白化を加速させ「サンゴやその他の海洋生物の遺伝子を傷つける」原因となるという報告あります。
そこで、2021年からサンゴに有害な日焼け止めの販売を禁止するハワイ州にて、先駆けて販売されていた「REEF SAFE」(サンゴを守る)日焼け止めを持参。(結果曇りだったので誰も日焼け止め使いませんでした)
が、こういうものがあるんだよ〜、と触れて知ってもらうことが大切だと思っています。
そして曇り止め。
マスクに葉っぱを擦りつけて、その葉っぱは海に還す。
(循環していく感じがたまらない〜!!!)
結果は、紫陽花よりハイビスカスの葉が有効だった模様。
私はハイビスカスの葉を使用しましたが、2時間のスキンダイビング中、最後までマスクは曇りませんでした〜!(パチパチパチ!)
自然の力ってすごいですね〜。
そして、ゴミ拾い。
八丈島の海はとても綺麗に保たれていたので、特に目立つゴミはなく、最後にやっと海底に落ちていたビニールを発見し回収。
カメや海洋生物が間違えてプラスチックを口にしてしまうと、消化できずに胃の中に溜まって食べものがたべられずに命を落としてしまう可能性がありますからね。
楽しませてもらう海が、綺麗になって気持ちもすっきり♪
そして、最後のアクションは
帰りの船の中で、自然素材から作る歯磨き粉ワークショップ。
毎日使うものが、おうちの水道から下水、川、そして海へ流れて自然を汚したり、生物たちに影響を与えている可能性があることは考えたことがありますか?
たとえば、歯磨き粉。
歯を磨くために使われるあのツブツブ。
あのツブツブが、マイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下の微細なプラスチックの可能性があるのです。
しかも微細なプラスチックなので、一度海へ流れ出てしまったら回収が難しい。
そしてそのプラスチックを魚が食べて、その魚を私たちが食べる可能性もある。
知らない間に自然や動物たちを汚してるかもしれない。。
知らない間に自然や動物を傷つけているって悲しくないですか?
ということで、自然素材で作る歯磨き粉ワークショップを開催しました。
所要時間約5分。
材料だけ揃えれば、まぜまぜするだけで作れる歯磨き粉!
本当に簡単にできて、お財布にもやさしいんです。
毎日使うものだからこそ、自然にやさしいものを使いたい。
そんな風に思っている方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね〜!
以上、「地球へ愛を届ける」LOVE EARTH TRIPの活動報告でした。
「地球へ愛を届ける」って大きなテーマだけど、結局は個人の小さな行動の積み重ねが大事。
これからも、ちきゅうの学校の企画では「地球へ愛を届ける」エッセンスを散りばめていこうと思います。
また、今回の旅の収益で、今月末にサンゴの植樹を行う予定です。
また活動後に、改めて報告をさせていただきます〜!
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